時の流れは万人に等しく残酷でこういう時だけ世の中は平等である

私は生まれつき太らない体質だった。それどころか健康診断の度に平均体重の最低線ギリギリの数値で真面目なお医者さんに小言を聞かされてきたくらいだ。グラマラスパッツ

健康にだけはちょっと気を付けていたけど、気楽に食べたいものを食べたいだけ食べてきた。え? 自慢かって? まあ、2.3年くらい前までは。異変に気付いたのは結構最近だった。ちょっと前に理想的な標準体重を手に入れたとおもったら、20代の頃からサイズが変わらないスカートのウェストがキツイ。怪訝に思って鏡の前に立ってみたら、鎖骨が見える。手首をいじってみると骨の形がはっきり分かる。太っているのは「腹だけ」だった。

私は大いに困惑した。だって、考えてみてほしい。体全体が丸っこい、いつもニコニコしている若い子は可愛いけど、腹だけポッコリした中年女性など妖怪のようではないか。

あ、いや、さすがにこれは多くの中高年の女性の方々に失礼かもしれない。ともかく、私は半世紀近くを生きてきて、ある日突然、「腹だけダイエット」という高難易度の減量、いや、スタイルづくりをしなくてはならなくなってしまった。しかし、私は超運動嫌いで、運動神経ゼロ。スタイルづくりの経験ゼロ。誰だって、何だって、年取ってから新しいことを始めるのは容易じゃない。

何せ、今まで子供を産んだ後でさえ特別にことをしなくても元の体重に戻るくらい恵まれていたのだ。食事制限なんて健康に悪いだけでお腹はひっこまないだろうし、水中ウォーキングとかおすすめって聞いたけど、皆さんご存じのコロナ災害。

それに元より何かのスクールに通えるほど時間の余裕もないし。考えた挙句、私の救世主になってくれたのは自宅ヨガだった。難易度も時間も自分で選べる。運動音痴でも大丈夫。コースが豊富で、「お腹痩せ」というそのまんまな題目がみつかった。どれくらい効果があるかは、まだまだこれからだけど、大事なことは続けることだと思う。

すぐ効果が出るダイエットは逆に怪しいと思うから。この先、半世紀の長いお付き合いだと思えばいい。真面目な話、ダイエットで一番やってはいけないのは、健康を害するやり方だと思う。皆さんが、自分の健康、趣味、生活スタイル、そして懐事情に合った最適のダイエット法をみつけられますように!