子供の育て方と時代の変化

私は小学校から大学まで野球をやってきました。
小学校では地元のスポーツ少年団、中学では硬式野球のクラブチーム、高校は名門校のキャプテン、大学は東京にあるこちらも名門校で4年間レギュラーでした。

プラステンアップα

いわゆる完全な体育会系として育って来ました。
中学時代から、試合や練習で失敗すれば殴られ、蹴飛ばされ、高校ではキャプテンとして、寮生活で他の部員が問題を起こせば、代表で殴られ、蹴飛ばされ、今の時代で言うところの「体罰」が日常茶飯事でした。
そんな私はも今地元の中学生硬式野球のクラブチームのヘッドコーチとして10年以上指導をさせて頂いております。
指導を始めたばかりの頃は、自分が学生時代にされて来た「体罰」はあって当たり前だと言う考えの元、自分がされて来たことと同じように厳しく指導をしていました。

昨今「体罰」の問題がニュースなどを賑わしています。
そんなニュースを耳にすると「何甘い事を言ってるんだ」と思っていました。厳しく育てる事が人間形成に必要な事だと信じて疑わなかったです。
また、子供たちが将来大成して欲しいし、立派な人間になって欲しいと心の底から思って指導していました。
自分自身も、学生時代に受けた「体罰」に対して「体罰」だとは全く思っていませんでした。(今もそう思っていません。)
なぜかと言うと、指導してくださる方が、私と同じように「立派な人間になって欲しい」と心から思ってくれている事が伝わっていたからです。

しかし、時代は変わっていきます。
私自信の息子は野球に全く興味がなく、BMXという自転車競技をやっています。BMXは海外のカルチャーです。

BMXの業界を見て気づいた事は、楽しまないと勝てないスポーツであるという事です。
海外の素晴らしい選手を見ていると、みんな楽しそうに競技をしています。危険な技や難しい技に対して、笑顔で楽しみながら挑戦を繰り返しています。

BMX以外のスポーツも、今後世界に目を向けていく必要があります。
世界で戦うにあたり、そのスポーツを心から楽しむ事が必要不可欠なのではと思います。
学生時代「体罰」を受けながら野球をやっていた私は、いつも野球が楽しくありませんでした。

今は野球の指導をするにあたり、子供達に全力で野球を楽しむ事を教えています。もう「体罰」は一切していません。

指導、教育をする者の責任として、時代に合った人材を育てる為にはどうしたらいいか?という事を常に考える事が義務であると思います。